人はなぜ死にたくなるのか 死の欲動(4)

前回のブログでは、反抗期なのに反抗できない子どもたちの、対人不信感について検討しました。 反抗期のみられない子どもたちが、反発するなら世話しないぞ、さらには見捨ててしまうぞと匂わされて育った経験を遡ると、乳幼児期に「一切の理由なく、無条件に…

人はなぜ死にたくなるのか 死の欲動(3)

前回のブログでは、反抗期に生じる問題について検討しました。 人間は、文化で決められた規範を与えられて、社会の中で生きるルールを身につけてゆきます。しかし、その規範は人間が本来持っている性質ではないため、規範を与える際には強制力が伴います。規…

人はなぜ死にたくなるのか 死の欲動(2)

前回のブログでは、人を自傷や自殺へと誘う死の欲動を、文化への敵意という観点から検討しました。 人間は、文化を持つことによって、自然の脅威から守られて生活して行くことが可能になりました。その一方で、文化からの規制によって、広範な領域における欲…

人はなぜ死にたくなるのか 死の欲動(1)

前回のブログでは、フロイトが提唱した「死の本能」は存在しないのではないかという点について検討しました。では、人が自らを傷つけたり自殺を行ったりするのはどうしてでしょうか。その原因は、人には死へと向けられた欲動が存在するからではないかと考え…

人はなぜ死にたくなるのか 死の本能(2)

前回のブログでは、人はなぜ死にたくなるのかという問題を検討するにあたって、フロイトの「死の本能」という概念を取り上げました。 この概念は、精神分析の後継者たちにとって、容易には受け入れがたいものでした。メラニー・クラインのように、フロイトの…

人はなぜ死にたくなるのか 死の本能(1)

今年に入って、有名な芸能人が相次いで自殺したことが報道され、多くの人に衝撃を与えました。また、新型コロナウィルス感染症による自粛生活や経済活動の停滞からか、日本全体でも自殺者が増加しています。警察庁の仮統計によれば、今年に自ら命を絶った人…

日本を貶めようとする人々 まとめ(2)

前回のブログでは、日本を貶めようとする人たちの心理を、乳幼児期の成育歴まで遡って検討しました。 これはあくまで仮説ですが、日本を貶めようとする人たちは、エリクソンのいう基本的信頼感や基本的不信感が獲得されていないと考えられます。そのため、誰…

日本を貶めようとする人々 まとめ(1)

前回のブログに対して、「うめ」さんから、 橋下氏が杉田水脈議員の発言(切り取りですが)について批判があったとき、あまりの罵りかたにドン引きしたことがあります。杉田氏の愛国的な活動について何か、心の闇の部分に触れるものがあったのでしょうか。子…

日本を貶めようとする人々 総理を蔑んで喜ぶ人たち(4)

前回のブログでは、安倍前総理を蔑む人たちの心理として、「バカが総理大臣になった」と非難することで、自らが安倍総理をバカと呼べるほど優秀であることを暗に主張しているという側面を取り上げました。そして、そこには自らが総理の上に立つ優越感と、総…

日本を貶めようとする人々 総理を蔑んで喜ぶ人たち(3)

前回のブログで、安倍総理(当時)を一貫して罵倒し続ける適菜収氏は、実は保守主義者を標榜しており、「保守思想の根幹にあるのは愛であり、『人間を愛せ』ということです。大地に根差したものを愛するのが、反イデオロギーたる保守の本質」だと主張してい…

日本を貶めようとする人々 総理を蔑んで喜ぶ人たち(2)

前回のブログで、総理を蔑んで喜ぶ人たちの例として、適菜収氏の『もう、きみには頼まない 安倍晋三への退場勧告』を取り上げました。その中で適菜氏は、安倍総理に対して、「バカが総理大臣になった」「安倍晋三がやったことをひとことで言えば、国家の破壊…

日本を貶めようとする人々 総理を蔑んで喜ぶ人たち(1)

「日本を貶めようとする人々」というテーマの最後に、日本の総理を蔑んで喜ぶ人たちを取り上げてみたいと思います。 彼らの目的は、総理の間違いを指摘して日本を正しい方向に導くことにはありません。なぜなら、彼らは常に総理を攻撃し、総理のやることなす…

祖国を貶める人々 憲法九条の信奉者(3)

前回のブログでは、憲法九条を宗教のように信奉する平和主義者は、現実の世界情勢を理解できず、日本を誤った方向に導く可能性があることに言及しました。そして、ヨーロッパでは第一次世界大戦後に跋扈した平和主義者によって、ヒトラーの台頭と躍進が後押…

祖国を貶める人々 憲法九条の信奉者(2)

前回のブログで、憲法九条を信奉する人たちは、憲法九条が存在することで日本の平和が護られると本気で信じているという特異な現象をみてきました。 その背景には、日本人が戦争を放棄して平和主義を宣言すれば、外国はそれを尊重して日本を攻めることはない…

祖国を貶める人々 憲法九条の信奉者(1)

前回までのブログでは、共産主義という究極の理想を掲げる人々が、現実の社会では独裁者を信奉し、その独裁者が大量の人民を虐殺しているという共産主義国の矛盾を指摘しました。日本では、共産主義を信奉する人々が、日本の伝統、文化、制度を否定し、日本…

祖国を貶める人々 共産主義の信奉者(3)

前回までのブログでは、共産主義を掲げる国の人々が、独裁者を信奉し、支える理由について検討しました。 今回のブログでは、自由主義国家である日本において、共産主義を信奉する人々が存在する理由を検討したいと思います。 そこには、反米と反日という二…

祖国を貶める人々 共産主義の信奉者(2)

前回のブログで、共産主義を掲げる国家では、例外なく独裁者が存在し、しかも独裁者となった指導者が、自国民を大量に虐殺している事実を指摘しました。 それにもかかわらず、現在でも共産主義を信奉している人々が存在します。今回のブログでは、なぜこのよ…

祖国を貶める人々 共産主義の信奉者(1)

前回のブログで、慰安婦問題の端緒となった吉田清治氏や総理退任後の鳩山由紀夫氏は、幼少期の全能性を復活させて行動し、現実が見えなくなっていたことを指摘しました。そして、そのために「人類のすべての差別に反対」したり、「世界の平和を実現する」と…

祖国を貶める人々 鳩山由紀夫(2)

鳩山氏は総理になって、アメリカから毎年提出される年次改革要望書を廃止しました。そして在日米軍再編問題では、沖縄の普天間基地について「最低でも県外に移設する」と言って物議をかもしました。これらは鳩山氏が、アメリカからの自立を図ろうとする試み…

祖国を貶める人々 鳩山由紀夫(1)

総理在任中はもとより、政界を引退してからもその言動で日本を貶め続けている人物に、鳩山由紀夫氏がいます。 鳩山氏は中国に招かれ、尖閣諸島は日中間の係争地であると言って領有問題が存在すると認めただけでなく、「中国側から日本が盗んだと思われても仕…

安倍政権はなぜ歴代最長になったのか(番外編)安倍総理の辞任について

8月28日に安倍総理が辞任を表明しました。6月以降に持病の潰瘍性大腸炎が再発の兆候が現れ、8月に病状が悪化したため、「病気と治療を抱え、体力が万全でない中で大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことはあってならない。国民の皆さまの付託に自信を…

祖国を貶める人々 吉田清治(3)

前回のブログでは、吉田清治氏が、過去の慰安婦狩りに贖罪と懺悔を繰り返すことによって、戦後の正しい日本人の象徴に生まれ変わったとする経緯を概観しました。そして、自己犠牲に満ちた精神の持ち主として振舞い、さらに朝鮮の人々の前で土下座することに…

祖国を貶める人々 吉田清治(2)

前回のブログでは、従軍慰安婦問題の発端となった「済州島で韓国人女性を強制連行した」という吉田清治氏の虚偽の告発が、従軍慰安婦問題として、現在も世界中で日本人の品位と誇りを貶め続けている経緯を検討しました。 それにしても、吉田清治氏はなぜ、祖…

祖国を貶める人々 吉田清治(1)

前回までのブログで、日本にはなぜ祖国を貶めようとする人々が存在するのか、という疑問について検討してきました。祖国を貶めようとする人たちには、次のような特徴がありました。 ・日本の伝統に裏づけられた、自らが帰属する集団を持っていない。そのため…

日本にはなぜ祖国を貶めようとする人々がいるのか(5)

前回のブログでは、GHQが行った占領政策であるWGIP(ウォーギルト・インフォメーション・プログラム)と平和憲法の制定を利用して、大東亜戦争を一部の「軍国主義者」が起こした狂信的な戦争と位置づけ、われわれは無理やり戦争に引きずり込まれたのであり、…

日本にはなぜ祖国を貶めようとする人々がいるのか(4)

大東亜戦争中に捕虜になった人々のなかには、聞かれもしないうちから日本軍の機密をベラベラしゃべったり、自分から申し出てアメリカ軍の爆撃機に乗り込み、日本軍の重要な拠点を教えたりした者が少なからずいたといいます。手のひらを返したように自らアメ…

日本にはなぜ祖国を貶めようとする人々がいるのか(3)

大東亜戦争中に捕虜になった人々のなかには、聞かれもしないうちから日本軍の機密をベラベラしゃべったり、自分から申し出てアメリカ軍の爆撃機に乗り込み、日本軍の重要な拠点を教えたりした者が少なからずいたといいます。米軍の資料に残っているミヤジマ…

日本にはなぜ祖国を貶めようとする人々がいるのか(2)

前回のブログでは、現在の日本に跋扈している、祖国を貶めようとする人々の出自を探る試みとして、大東亜戦争中に捕虜になった人々を取り上げました。 捕虜のなかには、聞かれもしないうちから日本軍の機密をベラベラしゃべったり、自分から申し出てアメリカ…

日本にはなぜ祖国を貶めようとする人々がいるのか(1)

前回までのブログで検討したように、安倍内閣の支持率が下がっている理由の一つとして、安倍総理を引きずり下ろすためであれば、日本に損失を与えても構わないという一部マスコミの存在がありました。また、以前のブログでも取り上げたように、従軍慰安婦の…

安倍政権はなぜ歴代最長になったのか(17)

前回のブログで、新型コロナウィルスの対策に成功したにもかかわらず、安倍内閣の政策は全く評価されず、安倍総理の支持率が下がり続けている理由を検討しました。その中には、安倍総理を引きずり下ろすためであれば、日本に損失を与えても構わないという一…