韓国はなぜ繰り返し賠償を求めてくるのか(5)

前回のブログでは、韓国は併合された日本文化の優等生であり、独立する際に日本と戦った歴史を持たないことを指摘しました。そのため、日本に併合された当時の独立運動家であるアン・ジュングン(安重根)やカン・ウギュ(姜 宇奎)を独立の英雄としなければ…

韓国はなぜ繰り返し賠償を求めてくるのか(4)

前回のブログでは、朝鮮および韓国が従属する文化の優等生であることを目指すあまり、独自の文化を築いてこなかった点について述べました。今回のブログでは、従属する文化の優等生であるがゆえに、独立のための戦いをしなかったという歴史について検討して…

韓国はなぜ繰り返し賠償を求めてくるのか(3)

前回までのブログでは、朝鮮の人々は中華思想による冊封体制や大日本帝国の中での優等生であり、戦後の韓国は、日本型経済の優等生であり、アメリカ型経済の優等生であったことを述べてきました。そして、グローバルスタンダートの優等生として、サムスンや…

韓国はなぜ繰り返し賠償を求めてくるのか(2)

前回のブログでは、朝鮮の人々が中国の柵方体制の中で優等生を目指すことによって、自尊心を保っていることを検討しました。そして、日本に併合されていた時代、漢江の奇跡と呼ばれた経済発展の時代、さらにサムスンなどの世界的企業が誕生した時代にも、そ…

韓国はなぜ繰り返し賠償を求めてくるのか(1)

去る10月30日、韓国大法院(最高裁)が日本にとって衝撃的な判決を下しました。戦時中、日本企業で働いていた韓国人労働者が日本企業を訴えた件で、労働者の主張を認め、日本企業に賠償命令を下しました。この問題は、1965年の日韓請求権協定で完全に決着し…

憲法九条の改正はなぜ必要なのか(5)

前回のブログでは、憲法九条に対する態度を、4つの立場に分類して説明しました。今回のブログでは、こうした立場を踏まえながら、憲法九条の改正がなぜ必要なのかを検討してみたいと思います。 憲法九条に対する4つの立場 前回のブログで憲法に対する態度…

憲法九条の改正はなぜ必要なのか(4)

これまでのブログでは、憲法九条を実際に実行し、一切の軍備を保持せずに戦争を永久に放棄した場合の危険性について検討してきました。もし憲法九条を遵守すれば、チベット民族やウイグル民族が危険に晒されているように、日本民族が浄化され、消滅させられ…

憲法九条の改正はなぜ必要なのか(3)

前回のブログでは、平和憲法が日本人の誇りにならない理由として、一切の戦力を保持せず、戦争を放棄するという憲法を持つ国が、実は世界有数の軍事力を保有しているという理想と現実とのギャップが存在していることを挙げました。さらに平和憲法の理念を実…

憲法九条の改正はなぜ必要なのか(2)

前回のブログでは、日本の若者の自己肯定感の低さについて、戦後にGHQが画策したWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)にまで遡って検討しました。そこでは、WGIPに影響を受けた日教組による教育や朝日新聞を代表とするマスコミによる報道…

憲法九条の改正はなぜ必要なのか(1)

安倍首相が自民党総裁選挙で勝利し、3年間の続投が決まりました。安倍首相は、秋の臨時国会に自民党の改憲案を提出する意向を明らかにしており、いよいよ憲法改正に向けた議論が本格的に始まります。この議論の中心となるのは、憲法九条は改正すべきなのかと…

オウム真理教とは何だったのか(7)

前回のブログでは、麻原彰晃が起こさせた地下鉄サリン事件と、西郷隆盛が倒幕の口実とするために、江戸で赤報隊によって起こさせた事件を比較しました。なぜこのような大胆な比較を行ったかと言えば、麻原と西郷がともに内的自己を代表する人物だからです。 …

オウム真理教とは何だったのか(6)

修行中に起こった信者の死亡を隠蔽したオウム教団は、殺人をポアであると正当化しました。その後オウムは、本人ためのポアであると正当化しながら、麻原の意の向くままに殺人を繰り返しました。この殺人行為は次第にエスカレートして大規模にになり、ついに…

オウム真理教とは何だったのか(5)

前回のブログで、オウム真理教は内的自己を代表する教団であり、教義の根幹にアメリカに対する被害的な思想を有していることを検討しました。この思想は、やがて外部に対する攻撃的な行動へと結びついて行きます。 今回のブログでは、オウム真理教が地下鉄サ…

オウム真理教とは何だったのか(4)

前回のブログでは、オウム教団が殺人集団になって行く過程を、自閉的な共同体の特徴という側面から検討しました。 今回のブログでは、オウム教団が地下鉄サリン事件で、なぜ日本政府に対して攻撃を仕掛けたのかを、オウム真理教が海外進出したことも含めて検…

オウム真理教とは何だったのか(3)

前回のブログでは、麻原彰晃が盲学校時代の体験をもとに、絶対的な支配者となって、自分の思い通りにできるオウム教団という王国を築き上げた経緯を概観してきました。 今回は、オウム真理教という麻原の王国が、なぜ凶悪な犯罪を次々と起こすに至ったのかを…

オウム真理教とは何だったのか(2)

前回のブログでは、オウム真理教が誕生した時代背景と、オウム真理教がなぜ若者を惹きつけたのかを、わたし自身の体験も交えて述べました。 今回のブログでは、オウム真理教が宗教集団でありながら狂暴化していく過程を概観してみたいと思います。 松本智津…

オウム真理教とは何だったのか(1)

去る7月6日に麻原彰晃こと松本智津夫はじめオウム真理教の7人の幹部が、7月26日には残された6人の幹部の死刑が執行されました。これほどの人数の死刑が一気に執行されたことが初めてだったこともあり、多くのマスコミで一斉に報道されました。その報道の…

朝日新聞はなぜ国益に反する報道を続けるのか(6)

前回のブログでは、朝日新聞は内的自己を代表する報道機関であることを指摘しました。そのため朝日新聞は、反米を心に秘め、アメリカと対立する共産主義を支持し、親中国の立場を鮮明にして行きました。 そして、次に朝日新聞は、対米追従を続ける外的自己に…

朝日新聞はなぜ国益に反する報道を続けるのか(5)

前回のブログでは、戦後の外的自己と内的自己の変化について述べました。太平洋戦争で壊滅的な敗戦を経験し、さらに6年8ヶ月もの占領を受けたため、日本はあからさまに反米を主張することができなくなりました。外的自己である親米政府が政権を担当し、対米…

朝日新聞はなぜ国益に反する報道を続けるのか(4)

前回のブログでは、岸田秀の理論に従って、近代以降の日本を外的自己と内的自己の分裂という観点で分析しました。それによれば、ペリーに無理やり開国させられて外的自己と内的自己に分裂した日本は、明治維新後は外的自己が、太平洋戦争時には内的自己が、…

朝日新聞はなぜ国益に反する報道を続けるのか(3)

朝日新聞は、戦前には日本を破滅へと至らせる戦争を後押ししました。戦後には態度を一転し、反戦、反政府の立場を採ります。そして、中国や北朝鮮、韓国を擁護する立場から、過去の軍人や当時の日本政府を徹底的に批判しました。その結果、日本の立場は悪く…

朝日新聞はなぜ国益に反する報道を続けるのか(2)

戦前は戦争を煽る報道をしていた朝日新聞は、戦後は態度を一変して反戦、反政府に舵を切りました。北朝鮮は「地上の楽園」だとの喧伝に乗り、「中国の旅」では日本軍の残虐性を一方的に報道し、教科書問題では誤報を認めながらも「問題の本質は文部省の態度…

朝日新聞はなぜ国益に反する報道を続けるのか(1)

最近の朝日新聞がメディアをリードしてるのが、森友・加計問題です。安倍首相および昭恵夫人の関与を追及するこれらの報道は、すでに1年以上にわたって続いています。 しかし、安倍首相および昭恵夫人が法的な問題を犯しているわけではなく、これらは道義的…

無差別殺傷事件はなぜ起こるのか(5)

加藤のいう孤立への恐怖は、「世界からたったひとり取り残された感覚」として経験されました。彼は、「孤立の恐怖は耐えがたく、それよりも肉体的な死の方がまだ救いがある」とさえ述べています。それは孤立の恐怖が、幼少時の記憶、すなわち自らが消滅する…

無差別殺傷事件はなぜ起こるのか(4)

秋葉原無差別殺傷事件を起こした加藤智大の両親は、加藤が母親の意向に添っているときを除いて、彼が存在する意義を認めないかのように振るまいました。つまり両親は、彼の存在そのものを否認し続けました。そして、彼自身もまた、このような扱いをする両親…

無差別殺傷事件はなぜ起こるのか(3)

前回のブログでは、成育環境における母性の働きについてみてきました。 もし母性が乏しければ、安全な胎内から危険に満ちた世界へと投げ出された子どもの不安は、解消されるどころか増幅されることになります。それは、無力な子どもにとって、母親からの世話…

無差別殺傷事件はなぜ起こるのか(2)

前回のブログでは、秋葉原無差別殺傷事件を起こした加藤智大の成育環境について検討しました。加藤の幼少時代はまさに、母親からの驚くべき虐待と父親からの救われることのない無関心に、常に晒されていました。 こうした養育環境が個人の精神形成にどうのよ…

無差別殺傷事件はなぜ起こるのか(1)

6月9日の夜、東海道新幹線「のぞみ」で、刃物を持った22歳の男が突然乗客を襲い、3人が死傷する事件が起きました。この事件の全容はまだ明らかになっていませんが、容疑者の男は、「誰でもよかった」と述べているとのことですから、この事件は無差別殺傷…

日本人が誇りを取り戻す日は来るのか(5)

東日本大震災で人々が示した言動は、和の文化に基づいたものでした。多くの人命を奪い、東北のインフラを破壊し、原発の水素爆発と放射能被害をもたらした大震災は、日本社会に甚大な傷痕を残しました。しかしその一方で、人々の振る舞いは世界の人々を感動…

日本人が誇りを取り戻す日は来るのか(4)

東日本大震災は、日本に壊滅的な爪痕を残しました。しかし、社会秩序が崩壊した状況の中で、人々は和の文化に従って行動します。その行動は世界の人々を驚かせ、世界から賞賛を受けました。そのことで日本人は、和の文化の存在に気づき、和の文化の価値を再…